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え ぷるりぶす うぬむ * el conejo de la suerte

戦うキモチ。

アイマールがプレーしている姿を見ていて、自然とニッコリしてしまったのは私だけじゃないはず。

今の代表チームの監督はペッケルマンで、これは彼が作ったチーム。もしも今もビエルサ監督だったら、ハビは選ばれていなかったかも知れないし、ロマンもそう。それは選手の実力がどうのこうのとか、監督がイジワルだからでも、見る目が無いからでもない。ペッケルマン監督でヨカッタ、とサビオラを応援する者としては感謝するだけです。





まずリケルメがいて、クレスポがいる。その間に誰を置くかと当てはめていけば、サビオラとなる。個人プレイに長けているテベスやメッシを先発させないのはもったいない、と多くのファンやマスコミは言うけれど、チームのバランスを考えたらサビオラなんでしょうね。守備の意識もあるし、リケルメとクレスポとの相性の良さも買われたんだと思う。去年の活躍を見れば、テベスが先発しないなんてー、とアルゼンチンファンが言うのも分るけど。メッシもコンディションは上がってきたみたいだし、これからは誰が出て来てもおかしくない…と、サビオラファンの私が言うのも何ですが。(苦笑)ええ、もちろん良いのですよ、ハビで。

ペッケルマン監督がプレスインタビューでこう言っていました。「もし、私が監督じゃなかったら、あなた方と同じことを言いますよ。メッシを先発させろ、とね」

私は、ペッケルマンの今のチームが大好き。 この監督は、本当に選手の心を掴むのが上手だと思う。前大会との一番の違いは、家族とゆっくりできる時間が多いこと。この大会中はよく半日休みを取り、家族や友人と過ごして、リラックスする時間がある。メキシコ戦後も、ホテルで家族が待機していて、みんなで祝福したそう。
 
初戦で出番が無かったメッシが、1人スタンドに挨拶無しでロッカーに引き上げ、マスコミからブーイングされた時も、きっとペッケルマンがちゃんと話したみたいだ。大会前から、コンディション不足と周囲の期待でナーバスになっていた彼だけれど、その後すっかり落ち着きを取り戻して、早くも2戦目では結果を出した。初戦でハビとクレスポがきっちりと結果を出さなかったら、チームが悪い方向に行ったかもね。圧力に屈しなかったペッケルマンはさすが。そして、期待に応えて結果を出したサビオラも。
 
メキシコ戦では、初めて後ろにテベスとメッシがいるということが心強く感じましたよ。この時間帯に彼らのスピードと突破力がきたら、どんな相手でも止められない。PK戦だけはイヤだなあ、と思っていたので。前日、チームは念のためPKの練習もしてたけれど、どうもね…。(苦笑)パブロもリズムが戻ってきた。彼は見かけは華奢なので、はかないイメージがあるかも知れないけれど、気持ちはもの凄く強いよね。でなきゃ、アルヘン代表なんてやってられないって!

延長戦を戦うエインセや、ソリン、アジャランを見ているうちに、何だか胸にくるものが…。他の選手もそうなんだけれど、この人たちが celeste y blanca に懸ける想いというのは、どんなに深いんだろう。私は彼らの‘戦うキモチ’が大好き。だから今は、次の試合があることに感謝したい。

少なくともあと一つは彼らの戦いが観られるんだから。もしあと3つ勝てたら、一体その先に何が待ってるんだろう…。見てみたいね。
by la_fraise7 | 2006-06-26 00:00 | Argentina代表 | Comments(0)
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