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え ぷるりぶす うぬむ * el conejo de la suerte

マドリのヒミツ(四)

レバンテの選手たちはマドリード入りしていますが、本人たちも間際まで、実際に試合をするかどうか分からないそうです。マドリはもちろん、全員招集です。果たしてコディナ(ポルテーロ)の勇士を見ることが出来るのか!?規約では、レバンテのメンバーが試合開始後30分過ぎてもピッチに姿を現さない場合、中止が決まるそうです。…開始時間まで気長に、マドリの優勝までの軌跡をエピソードで振り返ってみましょ。





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〜首位の秘訣はスープにあり、の巻〜

午前9時30分、マドリードのシウダー・デポルティーバに最初に到着した選手たちが姿を見せる。朝食を摂るためである。チームの成功の影には、ゴールやシュートだけでは語り切れない要因が合わさっている。レアル・マドリードの場合は、グループの変化というものを探ってみなければいけない。だらだらと無駄話はせず、率直に話すこと。以前は各選手が好き勝手をしていた。現在は、素晴らしいグループであり、皆が1つにまとまっている。

このロッカルームの集団化というのはカペッロ前監督が始めたものだが、これを実践したのはシュスター監督とコーチたちである。

午後12時半、もしくは1時、練習終了。「8割かそれ以上の選手たちが、クラブのダイニングルームで一緒に昼食を摂ります。結束を強めるにはとても大切なことです」

シュスター監督が戦術的な仕事をし、選手のフィジカルはディ・サルボコーチの分担、そしてここからはルイス・セラトーサ医師が指揮を執る。「私が毎日食事の献立を決め、選手たちは皆それに従います」たまに体型を維持できない選手については、「時々は選手の自宅に私たちが行き、奥さんに直接何をどう調理するかを指導します」

 「パスタは常にバリエーションを持たせますよ。いちばん多く食べるものですからね。ボロネーズ風と、トマトとオリーブ油のパスタが選手たちの間では大人気です。健康的で優れた食事を摂れば、試合で審判が終了の笛を吹く時まで身体が動くのです」

ボカタ(ボカディージョの小さなもの)が終わった。メインには、「温かいパスタと、スープを用意しています」「これらは疲労回復の為のガソリン役を果たし、怪我防止のエネルギーとなるのです」

また、選手たちには菓子パン、脂肪分の多い肉類や魚類を禁止している。バルデベバスのロッカルームは、まるでボールを囲んだバビロン(都市)のようなもの。料理の好みもそれぞれだ。たとえば、マリ出身のディアラはサーモンが大好物。カンナバーロはナポリ出身だけあって、いつも湯でたてのパスタを注文する。ブラジル人とアルゼンチン人選手たちにとって、情熱の対象は肉である。他のオランダ人選手たちも同様。エスパーニャの選手たちは、パスタや白米が好きだ。

午後3時。マドリードの選手たちはヨーグルトを空にし、リンゴをすっかり平らげて食事を終える。

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 これはスペインのインターネットメディア、20minutos.esというところの2/13の記事です。これを読んでいるとお腹が空いてきて。でも最近少し太…ごにょごにょ。さあてストレッチでもしようかな!

マドリのひみつシリーズ、前回はいつだったっけと探ると、なんと3/26以来でした。オフシーズン企画としてのんびりと続く。…かも。

P.D.「La bolognesa」という単語が辞書になかったので、近いからボロネーゼのことかなぁと勝手に解釈したのですが、スペインのYouTubeにレシピがあったので載せておきます。料理とスペイン語の勉強にもなって一石二鳥!?(あの赤い粉は何だろう。香辛料とあるので、チリパウダーかな。それとバターは多過ぎじゃないだろか…)




〈材料〉にんにく、タマネギ、赤ピーマン、合挽きひき肉、サイコロカットのトマト(直訳は細かく切ったナチュラルトマト)、スパゲッティ、チリパウダー、塩、胡椒

A cocinar !
by la_fraise7 | 2008-05-18 00:00 | Real madrid.CF 07-09