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え ぷるりぶす うぬむ * el conejo de la suerte

*土鍋ご飯の炊き方

東電の計画停電が一部地域で始まりました。
今のところわたしの住む地域はエリア外ですが、いつそうなるかわかりません。都会のインフラは雪が降っただけでも麻痺するので、交通機関に関してはある程度の混乱と不通が予測できたのですが、特にわたしの場合は電気、ガスなどに関しては本当に無知で。地震でガス機能が自動的に停止した時も、復旧ボタンがどこにあるのかわからなくて1時間くらい右往左往してしまいました。停電の時に何をしておくべきか予めチェックしなければ。

《今の身の回りの状況です。今後の備えの参考になれば…追記あり》
*土鍋ご飯の炊き方は最後にあります。







TV等でも報道されていますが、直接的な地震による被害が比較的少なかった都内でも地震から3日目以降、近隣のガソリンスタンドは燃料切れのため営業を停止しています。スーパーやコンビニからは保存食品に加え、生鮮食品もなくなってきました。市場にも品が入って来ていないとのことです。

我が家はお菓子以外何の蓄えもなかったので、土日に近所中をかけずり回って、ペットボトル1本、トイレットペーパーや電池、携帯ラジオ等をとりあえず何とか揃えました。特にパンなどは店頭に並んだ瞬間から次々に売れてあっという間になくなります。パスタやそうめんなどの食料品は持っていますが、まともなご飯を作れるのは明日くらいまでかも…。おもち、パスタ、インスタント食品、お菓子の順に消費するようにしようかと。まだそれほど深刻ではありませんが、流通が回復するまではやはり不安ですね。

この辺りは断水しているわけでもないのに、ペットボトルを段ボール単位で競うように買って行く人もいます。焦る気持ちはわかりますが、この地域にはお年寄りなど歩いて買い物をするしかない人たちもたくさんいらっしゃいます。一人ひとり、本当に身の回りに必要な分量を考えてもらいたいです。

また個人商店やチェーン店の特に飲食店や弁当屋、パン屋さんは頑張って営業を続けていらっしゃいます。店内で製造しているお店は休まず営業。店の奥の厨房でパンを焼き続けている姿や、手作り弁当を売っている姿を見るととても心強いです。

あと地震直後から、携帯電話も固定電話が繋がりにくくなりました。地震後の2〜3時間はまだメールができ、携帯通話や固定電話なら数回に一回くらいの割合で繋がることもあったのですが、夜から翌朝にかけては電話はほとんど不通でした。twitterは大丈夫だったようですね。ネットも大丈夫でした。電気が通ってさえいれば広域の情報はTVから得られますが、遠くの情報は入って来ても、家族がいつどうやって帰って来るかなど身近なことほどわからないんですよね。

メールは数時間遅れで着信したりしていました。やはり(携帯)ラジオや懐中電灯など、防災準備の必要性を感じました。いざという時の避難場所の確認と、家族とはぐれた時の落ち合う場所を決めておくといいかも知れません。

1つ感心したのは、地震直後の夕方の帰宅ラッシュの時のこと。大通り沿いの歩行者道路の人波に紛れて駅前まで歩いたのですが、細い道路の赤信号のところで、車が来なくてもちゃんと立ち止まるんですよね。無視して渡る人もいたけれど、立ち止まる人の方が多かった。こんな人波でさらに非常時だというのに信号厳守するんだなぁ、日本人てすごい!と思ってしまいました。そんなところに改めて国民性を感じました。

* * *
*停電また節電中に、ここに電気を使わないご飯の炊き方を書いておきます。わたしは去年辺りから土鍋炊きに目覚めて毎日やってるので土鍋炊きならお任せを!土鍋をお持ちの方は15分〜20分ほどの火力でご飯が炊けますよ!

ポイントは、
①お米は水に30分以上浸けておく(これは省いても大丈夫)
②最初に中火で約5分(火力や米の分量によって違ってきますので目安です。水の分量は米2合なら360+40mlくらいかな。米の分量より少し多めに)
③蒸気がうっすらと立ってきたら弱火で約10分です
④蓋を開かずに5分蒸らすこと

これだけで米が立つ、ふっくらご飯の出来上がりです。ジャーで炊くよりも美味しいですよ!
余分に炊いておにぎりを作っておくのもいいですね。

また近いうちにフットボールの話ができるようになりますように!
Hasta luego!
by la_fraise7 | 2011-03-14 20:41 | Notas | Comments(0)
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