英語で多読*其の壱
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其の壱、多読のキッカケ
年明けからやけに資格のCMが多いなぁと思っていたら、新年に今年1年の目標を立てることが多いからなんですね。
わたしも以前は毎年何かしら目標を立てていました。…でも、その通りになったことがないので、現在はやめています(苦笑)。特に今は子育てで精一杯なので、特にこれがしたいというのはないのですが、おおまかに「メド」くらいの目標はあります。でも達成するかどうかで計ると結果惨敗になるのが目に見えているので、流れで続けていけてればヨシ、としました。これなら、何となくでも続けてればOK!一週間くらい空いたってOK!一ケ月くらい…あ、それはダメか。
そのうちの1つに、多読があります。これはホントは英語とスペイン語でやりたいのですが、諸々の都合で英語だけ。昨年10月末から初めて約3ケ月。どれくらい読んだんだろう〜と振り返ってみると、合計21冊、約20万5千語。あれ???10万語達成したら、ブログに書くつもりだったのに…!最初は喜んで語数を数えていたんですが、5万語を越えたあたりから面倒になっちゃったんですよね。数えるのが。わたしらしい…(汗)。
ま、いいや。祝20万語達成!パチパチパチ〜
どうして多読を始めたのか。きっかけはそう、ギリシャ語でした。
サビオラがギリシャに行って、まあ日付くらい読めるようになりたいなと思ってギリシャ語を始めようとしたときのこと。
日本にあるギリシャ語のテキストは、ほとんどが会話中心。古い本では良質な文法書があるのですが、いまそれをゼロからやっている時間はない。そんなとき、何かもっと簡単なギリシャ語の本が出回ってないかなぁと古本屋で語学書コーナーをちょくちょく覗いていると、やけに英語の本が充実していて。しかも安い!スペイン語からポルトガル語、そしてギリシャ語と日本でマイナー路線にどんどん向かって行っていたので、一冊の値段がどんどんつり上がっていくんですね。ギリシャ語で1000円台のテキストなんて、まずないもの。
そこで適当に105円の英語本を買いあさり、「速読」に出会ったのがキッカケです。英語でも速読ってあるんだ〜と何となく読み始め、1日分、1つの英文が3分から5分くらいで読むという設定だったので、これなら子育ての合間にもできるかな、と読み始めたのがキッカケでした。実はこれも、ギリシャ語の記事が思いのほか多いので、少しでも横文字を早く読めるようになりたいという魂胆がありました。ギリシャ語の単語を全然知らないから、先にそれからやれよ、という感じですけどね。
タイマーを使って時間を計るというのも、面白かった。100均ショップで購入したキッチンタイマーの出番です。なにしろ、趣味にはお金をかけないのがわたしの主義。そんなお金があったら、その分をおいしい食べ物に使いたい(笑)。ちなみにコンビニで売っているキッチンタイマーは、音が大き過ぎて子どもが寝ている間に使えないため、こちらは文字通りキッチンで使っています。
それで速読には「多読」がいいらしいと知り、それもなるべくやさしい本をたくさん、速く読むのがコツということなので、図書館でリーダーズ本を初めて手に取りました。
記念すべき最初の一冊は、ペンギンリーダーズの「Heidi」(ハイジ)でした。(レベル2、8601w)
続く。