笑みの謎
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もう1つ、印象に残ってるシーンがありまして。
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アイマールがアランに向かって走って行く瞬間、思わず「まさか、(タックル)やらないよね?」と心の中で呟いてしまった。もしカードが出たら次節出場停止。数的には4ー4で、オフサイドラインも準備できる状態だった。ここで無理をする必要はないように見えた。
でももっとわからないのは、タックルのあとにアイマールが笑っていたこと。何がおかしいんだろう。審判がカードを出したあとも笑っていた。「もしかしたら自分の枚数のこと、知らないの?いや、そんなはずは…」
このあとのセットプレーで相手に得点が入り、さすがに笑顔は消えましたが。
よくよく思い出してみると、以前からアイマールは審判に抗議する時、それから途中交代でピッチに入るときもよく笑っている。もちろんその時々の笑いの意味は違うけれど、そのたびに微かな違和感を感じていた。それが彼の癖というか、彼なりのフットボール観なのだろうけれど、さすがにブラガ戦の緒戦の時には笑えなかった。今のチーム状況を見れば…。
照れ隠し?審判がファールを取ったことへの抗議の意味?
あれからもいろいろと考えてみたけれど、わたしにはやっぱりわからないよ、パブロ…。