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え ぷるりぶす うぬむ * el conejo de la suerte

Bom ano a todos!

今年最後のニュースです。エウゼビオさんは今日にも退院できるそうです。良かったですね。





エンソの件は、エストゥディアンテの会長とヴィエイラ会長が電話で話し合い、年明けにも解決策を探す模様。特にエストゥディアンテ側がエンソを拘束しているわけでもなくて、本人の希望で来ないだけです。書きたいことはあるけれど、また機会があれば。こういうことは外から見てもわからないですしね。クリスマスのOjogoでのインタでニコが、《エンソと話したことは僕たちだけの間に留めておくよ》と言っています。何かを言えばどちらかを非難することになる。それが賢明でしょう。

ルーベンもまだクラブ側からはっきりとした指示はないそうです。代理人が「彼は落ち着いているけれど、仲間とトレーニングできなくて悲しんでいる」とコメント。これもまた外部からは事情がよくわかりませんが、ルーベンはジェズス監督のお気に入りの選手だけに、お互い何も言わなくてもわかるだろう、みたいな甘えがあったのかなって。それで余計に話がこじれているのかも知れません。

土曜日は午前中の非公開練習のみです。

あまり景気の宜しくない話題が続くので、最後にこれを。
エンソもtwitterをやっているのですが普段はめったに書き込みはなくて、しかもある時を境にベンフィカのことよりもエストゥディアンテの事ばかり書くようになったんですよ。彼が最後にベンフィカの試合について書いたのは、10月4日のパソス・フェレイラ戦のあと。サビオラが2ゴールしたあの試合ですね。《すごい大量得点だ!4-1 con dos goles del crack de saviola.(クラック・サビオラの2ゴールで)バモス、ベンフィカーー!!》という書き込みでした。クラック(crack)という言葉についてはまたいずれ改めて書きたいと思いますが、ポルトガル語だとクラッキというのかな。この言葉の定義は人それぞれありますね。スター、決定的な選手とかが代表的かな。

わたしがフットボールの世界でcrackだと思ったのって、これまで見てきた中でサビオラだけなんですよ。あ、白状しちゃうと、もう1人いますけど。

それはロナウジーニョです。彼は説明不要ですね。
2003年にバルセロナのカンプノウで試合観戦したとき、まさに目を奪われたと言うか、自然とこの2人の動きに見入っていました。カンプノウはフットボール競技場といういうよりも、魔法を見せてくれる劇場のように思えました。バルサ劇場とでもいいますかね。雰囲気も独特ですし、他のフットボール場とは空気が違いました。他と言っても、あとはスペインのリアソール(ラ・コルーニャ)、バライードス(ビーゴ)、日本の味スタ、国立くらいしか行ったことありませんが。

すごい選手、上手い選手、一流のトップクラスの選手たちがそれこそ世界中に沢山いて、誰のファンになるかどうかはその選手と出会うかどうか、そのタイミングと好みの問題だと思うのですが、サビオラを初めて見た時のあの感覚は、嬉しい驚きでした。それまで、W杯どころかサッカーの試合を一つもまともに見た事がなかったのに、このあり様ですもんね(苦笑)。

《大人の集団の中に1人子どもが交じってるんだけど、サッカーって何歳からプロになれるんだろう?しかもその子どもがすばしっこくて、ものすごく上手いんだけど!あれ誰!?》それが最初の印象でした。あのパスの精度の高さ。次のプレーの読みの早さ。イレギュラーやピッチコンディションを物ともしない確かな技術。どうしてもその選手がカンプノウのピッチを走っているところを生で見たくなって、スペインへ2度行きました。生まれて初めてのサッカー観戦がカンプノウでした。クラブバスの中から、ニコニコしながらはにかんでファンに手を振る姿が可愛くて、でも試合になるとまるで別人で、周囲の大人たちを翻弄するかのように動き回り、決定的なパスやゴールを決める。それがJAVIER SAVIOLAという名前の選手でした。それからサビオラを追っているうちにスペイン語や、アルゼンチン、スペイン、モナコ、ポルトガルと世界が広がっていきました。

キッカケは人それぞれでも、サビオラと出会ったすべての人たちへ。

¡Feliz año nuevo!
Feliz ano novo!

by la_fraise7 | 2011-12-31 21:05 | Noticias | Comments(0)
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